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医学部に半年で合格した勉強方法7選
こんにちは、みにごりです。
みなさんは普段色々な勉強をし、夢に向かって取り組んでいると思います。
ただ、勉強は辛いもの。
多くの人はできれば勉強したくないと考えているのではないでしょうか。
私自身、医学部に半年の勉強で合格しましたが、勉強をやりたくない時期がありました。
そういった中、どういった風に取り組んでいったかをお話します。
この記事では、
などの人に向けて発信しています。
やりたくない勉強、うまく取り組んでいきましょう
①そもそもなぜ勉強するのかを考える
なぜ勉強するのか考えてみると良いと思います。
おそらく多くの人は、勉強をやりたくてやっている人は少ないと思います。
何らかの目的で勉強している人が多数でしょう。
例えば、勉強をすることで、
・いい大学に行くことで将来が安定できる
・資格をとって就職・昇進できる
などのメリットがあると思います。
つまり、
今の快楽(休憩)をとるか、将来の夢に向かって時間を使うか
天秤にかけていることになります。
初心に戻り、なぜ自分がその勉強をすべきなのか考えなおすと自然とやる気が湧いてきます。
②勉強の始めは軽めに取り組めるものにすること
勉強を始める際は取り組むハードルを下げることをおすすめします。
例えば、取り組む内容としては
などがおすすめです。避けて欲しいのは
・英語の長文読解
・数学の演習
などの時間がかかるものです。
勉強を開始する際は、勉強の内容よりもまず、
勉強のスイッチを入れる
ことが大切です。
そのためには、
手軽に、ちょっとやってみようかな
と思える程度のものがおすすめです。
逆に心理的にハードルが高いものをやってしまうと、
ちょっと今は気分乗らないからまたにしようかな
と思ってしまいます。
例えば、
・気分は乗らないけど、とりあえず一分間でいいから単語帳を眺めてみる
・移動中、英語でもとりあえず流してみる。
などの行動がおすすめです。
作業興奮を利用する
とりあえず作業をすることの利点は、脳の側座核を活性化させることにあります。
例えば、みなさんは、
・やる気ないけど少し勉強やってみたらノリノリで進めたことがあった
などの経験はないですか?
これは何かの作業をすることで脳の側座核という部分が活性化します。
そして作業に対する興奮が起こります
これらを勉強に応用し、うまく自分をコントロールしていきましょう。
人間のやる気に慣性の法則が働きます!
③積極的に休憩すること
疲れを感じたらすぐ休んでください。
疲れた状態で作業を進めても効率が上がらないですよね。
例えば、同じ勉強時間8時間でも、
適度な休憩1時間とる場合:効率5×7時間=35
休憩をとらずにぶっ続け:効率3×8=24
となります。
常に自分のコンディションを確認しながら勉強するのをおすすめします。
また、休む時間は固定するのをおすすめします。
ダラダラと休み続けて、勉強に復帰できないことが痛いです。
・多少疲れが残っていてもとりあえず作業して作業興奮を狙う。
・ダメだったらまた休めばいい。
くらいのつもりでやるのをおすすめします。
ちなみに、私の場合休憩は10分と決めていました。
その際、机に突っ伏して寝ることが多かったです。
ベッドで横になるとなかなか勉強に戻れないので、軽く睡眠取れる環境が良いと思います。
・勉強は効率(質)×時間(量)
・疲れに対して正直になり、戦略的に休んでいく
・休み時間は固定するのがおすすめ。
また、休憩の際にはこのホットアイマスクなどを利用するのをおすすめします。
人間の疲労は眼からくることが多く、眼の疲れを癒すことで効率的に体力を回復できます。
休憩時間もアイテムを使って効率よく休憩しましょう
④休憩の合間は運動をすること
勉強が行き詰まったと感じたら、積極的に運動をするのがおすすめです。
みなさんも気分が乗らないけど、少し運動したら気分が晴れた経験などありませんか?
これはアクティブレストといい、運動することで脳の疲労物質がなくなることによります。
運動内容としては、
・ストレッチ
・散歩
・ヨガ
などが良いでしょう。
前述した通り、慣れないうちは作業興奮を狙える軽めの運動が良いと思います。
ちなみに、ストレッチではストレッチポールなどを使うのがおすすめです。
肩周りや脚周りの筋肉をほぐすのに役立ちます。
ちなみに私がやっていたのは、
・ジム(ベンチプレス、スクワット、デッドリフト)
・散歩
・自転車
・ストレッチ
などです。
ジムはしっかり運動できておすすめですが、難易度が高い方も多いかもしれません。
最近はchocoZAPの様なお手軽ジムが増えてきたので、そういったところに行くのも良いかもしれません。
もちろん、RIZAPなどでしっかり面倒みてもらうのも良いと思います。
いずれにしても、運動を取り入れることで勉強の効率をあげましょう。
運動を取り入れることで、集中して勉強できるようになる。
⑤集中できないと感じたら場所や姿勢を変えること
集中力が切れた時は思い切って場所を変えてみましょう。
例えば、
・図書館
・カフェ
・自習室
に行ってみるのがよいでしょう。
移動することで散歩にもなるので、良い気分転換になると思います。
スタンディングデスクのすすめ
なお、姿勢を変えることで集中力を持続させることができます。
例えば、スタンディングデスクを使うことで姿勢を変えることができるでしょう。
これは、立ち⇔座りを切り替えることにより、
ことに。
また、
・血流が改善し、腰痛・肩こり予防になる
ことも嬉しいです。
長く勉強続けるためには身体のケアが大切です!
ちなみに私が普段使用しているのは、
・E-WIN
・Flexispot
のスタンディングデスクです。
これらのスタンディングデスクは簡単に、
・E-WINはコスパ⚪︎
・FLEXISPOTは値段はするがしっかりした作りで安心
といったものです。
受験期の頃は使用していませんでしたが、最近購入し、勉強が捗っているので貼っておきます。
過去に記事も書いているので参考にどうぞ。
⑥難しい問題を解けるようになるより、簡単な問題を確実に拾うこと
受験などにおいて優先すべきことことは、
です。
逆に、
は正直あまりコスパが良くありません。
もちろん難問が解ける様になるのはアドバンテージです。
解けないより解けた方が良いに決まっています。
しかし、受験は時間が決まっています。
難問ができる様になる時間と、基本問題を確実に解ける様にするのはどちらがコスパ良いでしょうか?
おそらく後者だと思います。
基本問題を確実に、速く解けるようになることをおすすめします。
では、どうやってその問題を見極めたら良いのか?
それは、
・問題集内での難易度
・過去問の講評
などを確認すると良いでしょう。
良い問題集はちゃんと問題ごとの難易度が掲載されているはずです。
そこで、まずは落としてはいけない問題を確実に解けるようにするのをおすすめします。
そうすれば自然と合格ラインに乗るでしょう。
・まずは落としてはいけない問題を確実に解けるようにする
・難問に取り組むのはその後
⑦空いている時間にあった勉強内容をすること
勉強できる時間は限られています。
スキマ時間をうまく活用できることが、勉強の量を挙げてくれることに関係あるのはいうまでもありません。
では、そのスキマ時間をどうやって有効活用できるでしょうか?
それは、
空いている時間にあった
勉強を選択することです。
例えば、電車の時間待ちで5分あるなら、
・単語の復習
・一問一答の確認
・公式の確認
などを行うのがキリがよくて良いでしょう。
これらは、
などのメリットがあります。
逆に、カフェなどに入って1時間あるなら
・長文読解
・過去問演習
・数学演習
などを行うことが良いでしょう。
これらは、
・一問ごとにかかる時間が読めない
・途中再開がしづらい
といった特徴があります。
しかし、受験は総合力なのでこういった時間がかかる問題も取れるようにしなくてはいけません。
スキマ時間に応じて行う勉強の種類を考えるのがおすすめです。
・スキマ時間がどれくらい取れそうか考える
・それに合うよう勉強内容を選択する
参考にした勉強本5冊
勉強法についてはさまざまあり、向き不向きがあります。
一冊の内容が全て万人受けするとは思いませんが、良い部分は取り入れていくことをおすすめします。
今回は私がおすすめする勉強法の本を5冊紹介します。
東大医学部在学中に司法試験も一発合格した僕のやっている シンプルな勉強法
東大理3に現役合格、さらに在学中に司法試験にも合格した超人、河野玄斗さんによる本です。
彼はセンスですべてこなしてきた様に思われがちです。
しかし、その中ではしっかり戦略を持って勉強に取り組んでいたことがこの本でわかります。
エリートの彼からマネできる部分を探し、ぜひマネしてみましょう。
頭を鍛える5つの習慣
開成高校から現役で東大理3に進学した秀才、水上さんの本です。
QuizKnockとして活動していた時期もありクイズプレイヤーとしての一面も持っています。
本書は彼が暗記をどうやって行っていたのかがわかります。
また、彼のおすすめ図書も載ってます、彼がなぜ医師を目指したのかなどの思考にも触れることができます。
クイズプレイヤーの思考を学ぶのもおもしろいです。
人生逆転最強メソッド
アトム法律事務所を立ち上げた岡野さんの本です。
彼は大学には進学しませんでしたが、難関資格である司法試験を突破し、弁護士として活動しています。
彼がどういう経緯で弁護士を目指したかなどに加え、彼の勉強の方法論に触れることができます。
いつも気分よく集中できる 「必要なことだけ」勉強法
東京医科歯科大学に在籍中の藤白りりさんによる本です。
彼女は可愛らしい外見をしていますが、勉強はコツコツとしっかり行っていました。
そういった勉強の継続性の大切さを教えてくれる本です。
また、特に本書で印象的に感じた点は、
・その科目にかかる時間を把握すること
の方法と大切さです。
例えば、全部で10章ある本に取り組む場合を考えます。
その場合
今回の場合10章とします。
仮に1時間とします。
総時間=10×1=10時間となります。
例えば、週に2時間時間捻出できるとすると
10÷2=5週で終わらせられることがわかります。
このように、戦略的に受験勉強に取り組んでいたことがこの本でわかります。
東大理III
日本最難関大学、東大理Ⅲの合格体験記です。
エリートたちがどういった環境でどの様に勉強に取り組み、成果を出していったがわかります。
かなりレベルが高い人も多いですが、意外と基本的なことをコツコツとやっている人も多い様です。
少しでも取り入れられる部分を見つけて取り入れることをおすすめします。
レベルは高いですが、天才たちの思考に触れてモチベーションがあがります。
終わりに
今回は私が医学部に半年で合格した勉強法を取り上げました。
全て当てはまるとは思いませんが、参考にできる部分が多少でもあったら嬉しいです。
みなさんの勉強が成功することを祈っています。