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医学部に半年で合格した男の参考書とその使い方(③:物理編)
こんにちは、みにごりです。
今回は受験で使用した物理の参考書とその使用方法について説明します。
物理は暗記量も少なく、得点源にしやすい科目だと思います。
選んだ参考書とその使用方法について紹介していくので、参考になったら幸いです。
また、その他の科目の勉強法の記事は以下に貼ってきます。
結論:物理の得点=演習量
物理は受験の理科の中でも極めて暗記量の少ない科目です。
おそらく覚えるべき公式は30-40程度しかないと思います。
おそらく、生物や化学に比べて10分の1程度しか暗記事項はないと思います。
ただ、与えられた公式をどの様に解答に落とし込めるかが肝心になってきます。
物理は手を動かすのが大切
物理で大事なのがとにかく手を動かして問題を解いてみることです。
他の科目ではあまり手を動かすことを推奨しないのですが、物理に関しては例外です。
手を動かすことでその問題で起こっていること(力がどの様に働いているか)などが見えてきます。
あとはそのイメージを元に公式を当てはめていけば解けるようになっています。
到達レベル(対象)
- 共通テストでは9割程度
- 全国模試でも大体偏差値70程度
物理は覚えることも少なく、演習していけば点数がすぐに安定する科目です。
積極的に演習をしていき、物理を得意科目にしていきましょう。
参考書①物理のエッセンスシリーズ
河合塾より出版されている物理のエッセンスシリーズです。
イラスト豊富で物理の基礎的な内容を学習するのに最適です。
また、発展的内容へのヒントが散りばめられています。
難関大などでは微積分の知識が求められますが、物理のエッセンスでも微積分の知識を使った解法を学ぶことができます。
入試問題レベルの参考書への橋渡しに最適な参考書です。
使用方法
- 1周目:無印の問題(必修問題)のみを解く(2週間程度)
- 2週目以降:1週目で取りこぼしがあったもの+残りの問題を解く(1ヶ月程度)
1週目は物理という科目の全体像をつかむために行いました。
2周目以降は1周目で抑えきれなかった分と残りの問題を演習しました。
物理のエッセンス自体にかけた期間は1ヶ月半程度です。
演習した順番
演習した順番は力学→電磁気→波動→熱→原子でした。
力学は物理の根幹とも言える単元で、真っ先にやるのをおすすめします。
他の単元でも力学の知識は出てくるので早めに抑えておきましょう。
次は電磁気をやるのがおすすめです。
この2分野はどこの大学でも出題されるほど頻出で物理の中でも大きなウェイトを占めている分野です。
早めにこの単元をおさえ、まずは得点を安定させましょう。
残り単元については志望する大学の傾向に合わせてどの程度周回するかを考えましょう。
常に問題の整理整頓をする
問題を解く上で大切なのは、解く必要のある問題のみを解くことです。
すでにスムーズに解ける問題はやる必要がありません。
次解かなくてよい様×印などしてふるいわけを行いましょう。
2週目以降では1週目であいまいな問題を行いつつ、残りの問題の演習を行うようにしましょう。
参考書②名問の森
河合塾より出版されている入試レベルの演習書です。
名問の森のメリット
物理のエッセンスと相性がよく、物理のエッセンスで学んだ内容をもとに名問の森で演習すると理解が深まります。
また、難関大学で出題される頻出問題を系統別にまとめてあります。
一問解くだけで演習効果が高いです。
さらに大問の中で確実に得点していかなければならない問題は赤星がついています。
どの問題も確実に赤星は解答できる様にしましょう。
赤星が解答できない場合基礎的な知識が抜け落ちています。
物理のエッセンスに戻って知識の抜け部分の確認を行いましょう。
使用方法:常に同様に問題の仕分けを行う
物理のエッセンス同様に常に問題の仕分け作業を行ないました。
大問毎に途中まで解けた場合、どこまで解けたかをメモしておきました。
復習する際、途中まで解けていた箇所以降から演習を行いました。
時間効率を最大化することを意識して問題演習しましょう。
参考書③共通テストや志望校の過去問
直前期に、実践演習用として使用しました。
共通テストに関しては3年分は解きました。
共通テストの物理は独特の慣れが必要なので演習は必要です。
また、苦手分野のみ抽出して演習するのも効果的です。
物理はモチベを保ちやすい
物理は理系科目の中でも暗記量の少ない科目です。
必要知識が少ない分、演習を行うことですぐ得点源にできます。
普段演習する時は紙に書き出してイメージをつかむ肝心だと思います。
しかし、全部紙に書き出しては時間がかかることもあるでしょう。
復習すべきでない部分に関しては思い切って紙に書かず答えの途中から見てしまうのもありだと思います。
物理に限った話ではないのですが、勉強は復習すべき部分とそうでない箇所を明確にしておくことが大切です。
常に仕分けを行い、勉強効率を最大化していきましょう。
その他聞きたいことなどあればtwitterやお問合せまでお願いします。
それではまた次の記事でお会いしましょう。
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